Disney : The Cookie Carnival

2016.01.24

Silly Symphony No.53 「クッキーのカーニバル」
公開:1935年(昭和10年)

クッキー_クレジット クッキー_タイトル
タイトルバック

お菓子の国のカーニバルで、貧しくみすぼらしいクッキーの少女が、とおりすがりのクッキーの若者に助けられて素敵なレディに変身するというシンデレラストーリー。

シリーシンフォニーの中でも、いまなおよく知られています。私自身、トップ3に入る大好きな作品です。
色とりどりにデコレーションされたクッキーたち、ケーキにのったミス・ペパーミント、足長のキャンディの警備員、ペンギンが率いるソリに乗るエスキモーのミス・ココナッツ、ミス・バナナケーキ、ミス・ストロベリーブロンド、ミス・ピーチ、ピンクのクリームをしたたらせるウエハース、カップケーキたち、ミス・リコリス…。
始まった瞬間から、見るものの心をつかんで離さない!

クッキーのカーニバル1-01
鼓笛隊がやってきます。今日はお菓子の国のカーニバルです。

クッキーのカーニバル2-01
ケーキやキャンディ、さまざまなお菓子たちが行進します。

クッキーのカーニバル3-01
カーニバルの目玉はお菓子の女王を決めるコンテスト。いったい誰が選ばれるのでしょうか。

クッキーのカーニバル4-01
クッキーの若者がカーニバル見物をしようと歩いています。するとどこからか女の子の泣き声がするではありませんか。わけを聞く若者に、少女は答えます。
−パレードに出たいの。でも着ていくものが何もないの…。
若者は少女の手を優しくとり、君ならお菓子の女王にもなれる、と励まします。そしてクリームを手に取ると、少女の髪は美しいブロンドになりました。さあ、少女を素敵なレディに変身させるのです。

クッキーのカーニバル5-01
カップケーキの殻がスカートの型になりました。ピンクのマシュマロでパウダーをはたき、エクレアのクリームが繊細なレースのようなドレスの生地になります。

クッキーのカーニバル6-01
ハートのラムネでドレスに飾りをつけて、頬紅で仕上げを。なんということでしょう、みすぼらしかった少女が、まるでお姫様のようになりました。

クッキーのカーニバル7-01
カーニバルでは、審査員たちが厳しい目で、誰がお菓子の女王にふさわしいか審査しています。マドレーヌがかかげる”最後”の看板を押しのけ、若者と少女はむりやりパレードの列に入り込みました。

クッキーのカーニバル8-01
−女王にふさわしいお菓子はいないなぁ…
諦めかけた審査員の目に飛び込んできたのは、とびきり素敵なレディ。
−あれを見ろ!文句なしに彼女だ!
すぐさま女王が決まりました。お菓子たちは大騒ぎで、少女を女王の椅子へ運びます。

クッキーのカーニバル9-01
お菓子の国の女王となった少女に、王冠がささげられました。
−だが何かが足りないぞ…。そうだ、王様がいなくては!

クッキーのカーニバル10-01
そうと決まれば、女王のお相手探しです。さまざまなお菓子たちが王女のハートをつかもうと、アピールします。

クッキーのカーニバル11-01
悪魔のチョコレートケーキ、陽気なミニケーキ。あっ、例の若者です。ステージの下にもぐりこみました。

クッキーのカーニバル12-01
女王はどの王様候補も、笑ってとりあいません。
−いったいどうしたらいいんだ。こうなったら、私も名乗りをあげるぞ!私と結婚してください!
なんて審査員まで言い出して、もうめちゃくちゃです。そこへ、あの若者が!

クッキーのカーニバル13-01
女王は叫びます。
−その人よ!その人が王様よ!
−なんだって?王様が決まったぞ!
お菓子の国の王様と女王様の誕生を祝うカーニバルになりました。キャンディの照明が色とりどりに会場を照らします。

クッキーのカーニバル14-01
王様に名乗りをあげていたお菓子たちも祝います。ドーナツはコーヒーに浸かり、真っ赤なゼリーのミス・ジェローが躍ります。

クッキーのカーニバル15-01
玉座に座り、貧しい若者だった王様とみすぼらしい少女だった女王はキスをかわします。おっと、丸見えだったのでキャンディーで隠してもう一度…しかし二人のキスが熱烈すぎて、キャンディーは溶けてしまいました。

私が子供のころに観ていたのは、バンダイから出ていたシリーシンフォニーのビデオ。ベータでした。
声優は土井美加さん(これはもちろん大人になってから調べて知りました)。
バンダイの日本語吹き替え版のシナリオは本当に素晴らしくて、今でもセリフを覚えているほどです。
ああ、同じスタッフ、声優で新作が出ないかなぁ。